高橋住研ブログ

光熱費ゼロを目指す全館暖房の住宅とは?

三陸地方で初登場の高性能住宅

光熱費ゼロの家

三陸沿岸では初めてということもあり、地元の工務店が見学に訪れるという、弊社のお客様の高性能の家です。住宅ジャーナルさんが取材してくれました。

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東日本大震災で約1万5千棟の住宅に被害を受けた宮城県気仙沼市。「今まで建ったことのない高性能の家ができた」という話を出身者から聞いた。地元の新聞で取り上げられ一般公開されているという。一体どのような家なのか、本誌記者も1月に訪問してみた。

設計は、建築士の資格を持つご主人と地元設計事務所の(有)藤田田設計工房との共同作業。施工は高断熱・高気密住宅の実績の多い(株)高橋住研。Q値は1・07W/㎡K、C値は0・1c㎡/㎡。国の政策と関連して建築物の省エネ化を図る一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構(IBEC)のCASBEE戸建評価でSランクを評価され、LCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅において、全国で6棟目となる最高等級☆☆☆☆☆(ファイブスター)の認定を受けた。

2014年3月 住宅ジャーナルより引用

快適性と光熱費ゼロを両立

光熱費ゼロの家
父親が原木から用意した欅で造ってもらった和箪笥や欅地板を再生利用して、家族の思い出を残すことがご両親の希望でした。

家を建てたきっかけは、自宅が東日本大震災で被災をうけ全壊。住まいは2階まで浸水し、1階は瓦礫や土泥で埋もれてしまった。震災の日は気仙沼湾から迫る火災に怯えながら自宅3階でひと晩を過ごし、翌日、自衛隊員に救助された。

その後、避難所を経て住宅難の中、親戚宅を借りる事ができた。被災した土地はかさ上げ地域に指定され別地での自宅再建を余儀なくされたため、家族で新しい家の計画を立てることにした。新しい家を建てるにあたっては、明るく風通しが良く、快適で、光熱費の少ない事をコンセプトとした。約30年前に建築した以前の家は、鉄骨造3階建で断熱性に乏しく、隣家との距離も近かったことから、1階にあった両親の寝室は採光や通風が少ない部屋であった。

また、津波によりかなりのダメージを受けたが、父親が原木から用意した欅で造ってもらった和箪笥や欅地板を再生利用して、家族の思い出を残すことが両親の希望だった。設計初期段階から、パッシブ概念を前提にプランニングをすすめ、採光・遮光・通風・自然排熱を考慮した。その上、ゼロエネルギー、光熱費ゼロを目指し、QPEXを利用し断熱性能を決定した。暖冷房システムは、全館暖房を前提にピーエス社のヒートポンプ温水暖房、冷房は自然風任せのためエアコンは補助的なものとした。

24時間換気システムは熱素子の衛生面とメンテナンス性を重視し顕熱交換で熱交換率90%のスティーベル製を採用した。躯体自体の遮熱性能向上には、壁体内部に施すより効果の高い仕上材として、屋根材はガルバリウム鋼板の素地板とし、外壁材は遮熱塗料を採用しているニチハ製ソルガードとした。

2014年3月 住宅ジャーナルより引用

省エネルギーの健康住宅

光熱費ゼロの家

夏の夜間はロフト側頂窓からの涼しい風が吹き下りて、まるでエアコンがついているように涼しく感じる

国土交通省の補助事業である「平成23年度省Co2先導モデル事業(特定被災区域部門)」において、『高断熱躯体+パッシブ設計による省Co2住宅』として採択された。モニターをして、エネルギー消費量を測定することになっており、日々、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)を使って記録をしている。

4月から12月までの電気使用量は6744キロワットアワー(kwh)、太陽光売電量は6782kwh。支払電気量は15万5643円、太陽光売電量は28万4844円で、電気量収支プラスの12万9201円となっている。残り3ヵ月は暖房量が増えるため、1次エネルギー換算ではプラス、光熱費収支では約10万円程度と推測している。

室内的温熱環境のため、デジタル的には「おんどどりRTR-503」を5台(ロフト、2階、1階、床下、外部)設置、アナログ的にはタニタのインフルメーターを5台(1F寝室、LD、階段ホール、2Fリビング、2F寝室)設置。主人は常に温湿度を意識しており、夏は日射遮蔽に心がけた。夏は風まかせのため湿度は70%ほどになるが、不快感はさほどなかった。夜間は、ロフト側頂窓からの涼風が吹き下り、まるでエアコンがついているように涼しく感じたと語る。

2014年3月 住宅ジャーナルより引用

 

光熱費ゼロの家

広々とした玄関はライトアップされると美しい

光熱費ゼロの家

清潔感溢れる和室には、茶室も併設されている

省エネ設計のポイント

北面の側頂窓は夏の卓越風を利用 昼は通風の出口、夜は入口

小屋裏の光を通す格子はレッドウッドの間柱でコスト低減

雨水は貯水タンクに溜められ手動ポンプで庭に散水

ピーエス製パネルヒーター

和室の障子には断熱障子紙(サーモバリア)

日射遮蔽用の袖壁とウッドデッキ

南窓には日断熱ブラインド(ハニカムサーモスクリーン)レール式のパーティカルブラインド

24時間換気システムにはスティーベル製を2台

2階リビングはファイバーグレーチングで1階蓄熱土間の暖気を取込む

 

性能値

熱損失係数(Q値) 1.1W/㎡K

隙間面積(C値) 0.1㎠/㎡

設備仕様

冷房 ヒートポンプ式エアコン

暖房 ヒートポンプ式温水パネル暖房

給湯 エコキュート

換気 大1種熱交換換気

発電 太陽光発電システム(9.3kW)

断熱仕様

基礎 防蟻断熱材60ミリ

土間下 防蟻断熱材100ミリ

壁  高性能グラスウール16kg120ミリ

+ネオマフォーム50ミリ

屋根 高性能グラスウール16kg180ミリ

+ネオマフォーム50ミリ

開口部

玄関ドア 高性能木製ドア

窓 樹脂サッシ(PVC)

南:ペアガラス+ハニカムサーモスクリーン

東・西:遮熱Low-E、北:一部トリプルガラス

 

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2014年3月 住宅ジャーナルより引用

 

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フリーダイヤル 0120-09-1265

小野寺まで

 

カテゴリー: 施工事例, 長期優良住宅, 高橋住研  タグ:, , , , , , ,
  • 営業部長 小野寺 史哲
    昭和41年12月23日生まれ
    [住所] 宮城県気仙沼市
    [趣味] ギター、読書、落語鑑賞、自然散策(近所の森や庭を見ながらボーッとするのが好き)
    [資格] 宅地建物取引士、FP(2級ファイナンシャル・プランニング技能士)、一級建築施工管理技士、二級建築士、気密測定技能士
    [自己紹介]
    家は外界から家族を守るための器です。地震への強さ、家の中の暖かさ、家事の動きやすさから棚一段の使いやすさまで、使う方の目線でアドバイスを行いお手伝い致します。
    お客様のペースでご計画を進めながら、本音で商品の【長所】【短所】【短所の解決方法】をお伝えし、そしてお客様の【不安】【希望】の【解決・実現】を一緒に行っていきます。
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